健康診断や食生活の見直しで、「血糖値」という言葉を耳にする機会が増えましたね。でも、具体的に「血糖値を測る方法」ってどんなものがあるのでしょうか? 今回は、初めての方でもわかりやすく、血糖値を測るための代表的な方法と、その際に知っておきたい注意点などを詳しく解説していきます。自身の健康管理に役立てていきましょう。
血糖値を測る3つの方法
血糖値を測る方法はいくつかありますが、ここでは代表的な3つの方法をご紹介します。
1. 血糖測定器(自己血糖測定)
最も一般的な方法として知られています。専用の測定器と、指先から少量の血液を採取するための穿刺器(ランセット)を使用します。
手順:
- 穿刺器で指先に小さな穴を開けます。
- 出てきた血液を血糖測定器用の試験紙に付けます。
- 測定器が数秒で血糖値を表示します。
自宅で手軽に測定できるため、糖尿病治療中の方や、血糖値に不安を感じる方が日常的に利用しています。
2. 医療機関での血液検査
病院やクリニックで血液検査を受けることでも、血糖値を測ることができます。この方法では、主に以下の2種類の検査が行われます。
- 空腹時血糖値検査: 食事をしていない状態(通常は8時間以上絶食)で血糖値を測定します。
- 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT): ブドウ糖を飲んだ後、一定時間ごとに血糖値を測定します。糖尿病の診断などに用いられます。
専門的な検査機器を使用するため、より正確な測定が可能です。
3. 持続血糖測定(CGM)
最新の技術として、皮膚の下にセンサーを埋め込み、継続的に血糖値を測定する「持続血糖測定(CGM)」という方法があります。
特徴:
- リアルタイムで血糖値の変化を把握できます。
- 24時間いつでも血糖値をモニタリングできます。
- 医療機関でのみ利用できます。
血糖値の変動パターンを把握しやすいため、糖尿病治療の質の向上に役立ちます。
血糖値を測る際の注意点・コツ
正確な血糖値を測定するためには、以下の点に注意しましょう。
- 測定前の準備: 食事や運動、飲酒など、血糖値に影響を与える可能性がある行動は、測定前に避けるようにしましょう。特に空腹時血糖値を測る場合は、指示された時間、食事を摂らないように注意してください。
- 機器の取り扱い: 血糖測定器や穿刺器は、説明書をよく読んで正しく使用しましょう。試験紙の保管方法や、針の交換時期なども確認してください。
- 記録と共有: 測定結果を記録し、医師や看護師に共有することで、より適切なアドバイスを受けることができます。また、測定結果に疑問がある場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談しましょう。
まとめ
今回は、血糖値を測る方法について、それぞれの特徴や注意点を含めて解説しました。自身の健康状態を把握するためには、定期的な血糖測定が重要です。今回ご紹介した情報を参考に、ご自身に合った方法で、健康管理に役立ててください。もしご自身の血糖値に不安を感じた場合は、専門医に相談するようにしましょう。