暮らしの方法まとめ:固定残業代の計算方法をわかりやすく解説
「固定残業代って、どうやって計算するんだろう?」 給与明細を見て、そう疑問に思ったことはありませんか? 固定残業代は、残業時間の有無に関わらず、あらかじめ一定時間分の残業代を給与に含めて支払う制度です。今回は、この固定残業代の計算方法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
1. 固定残業代の計算ステップ:基本の計算式
固定残業代の計算方法は、実はいくつかのステップを踏むことで理解できます。 まず、基本となる計算式を理解しましょう。
- 基礎賃金の算出: 基本給から、通勤手当や住宅手当など、固定残業代の対象とならない手当を除いたものが基礎賃金となります。
- 1時間あたりの賃金の算出: 基礎賃金を、1ヶ月の平均所定労働時間で割って、1時間あたりの賃金を算出します。
- 固定残業代に含まれる残業時間の確認: 就業規則や雇用契約書で、固定残業代に何時間分の残業代が含まれているかを確認します。
- 固定残業代の金額の確認: 1時間あたりの賃金に、固定残業代に含まれる残業時間をかけて、1.25をかけたものが固定残業代として支払われる金額となります。(深夜労働の場合は1.5倍)
2. 具体例で学ぶ!計算方法
具体的な例を用いて、計算方法をみていきましょう。
- 例: 月給30万円、通勤手当1万円、固定残業代は40時間分、1ヶ月の平均所定労働時間は160時間とします。
- 基礎賃金の算出: 30万円 - 1万円 = 29万円
- 1時間あたりの賃金の算出: 29万円 ÷ 160時間 = 1812.5円
- 固定残業代に含まれる残業時間: 40時間
- 固定残業代の金額の算出: 1812.5円 × 40時間 × 1.25 = 90625円
この場合、固定残業代として90,625円が支払われることになります。
3. 計算ツールを活用する
計算に自信がない場合は、インターネット上で公開されている固定残業代 計算ツールを活用するのも一つの方法です。 必要な情報を入力するだけで、簡単に計算結果が得られます。 ただし、計算結果はあくまで目安として、最終的にはご自身の雇用契約書や給与明細と照らし合わせて確認しましょう。
注意点・コツ
固定残業代の制度を利用している企業では、いくつかの注意点があります。
- 実際の残業時間が固定残業代に含まれる時間を超えた場合: 超過分は別途残業代として支払われる必要があります。
- 固定残業代の内訳: 給与明細には、固定残業代の内訳が明記されているか確認しましょう。
- 不明点は確認: 疑問点があれば、人事部や労務担当者に確認しましょう。
まとめ
今回は、固定残業代の計算方法について、わかりやすく解説しました。 計算方法を理解することで、自分の給与が適正に支払われているか確認しやすくなります。 疑問点がある場合は、積極的に情報収集し、ご自身の権利を守りましょう。