「脂肪肝 診断 方法」について詳しく解説します。
最近、健康診断の結果で「脂肪肝」と指摘されたけれど、具体的にどんな検査をするのか、どのように診断されるのか、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。脂肪肝は、自覚症状がないまま進行することが多く、放置すると肝硬変や肝がんへと繋がる可能性があります。早期発見と適切な治療が重要です。この記事では、脂肪肝の診断方法について、分かりやすく解説していきます。
脂肪肝の診断方法:3つのステップ
脂肪肝の診断は、主に以下の3つのステップで行われます。
1. 血液検査によるスクリーニング
まず、血液検査を行います。肝臓の機能を示すAST(GOT)やALT(GPT)といった肝機能検査の数値が高い場合、肝臓に何らかの異常がある可能性が疑われます。また、γ-GTP(ガンマジーティーピー)という酵素の数値も、アルコール性脂肪肝や非アルコール性脂肪肝の診断の参考になります。さらに、コレステロール値や中性脂肪値も、脂肪肝のリスクを判断する上で重要な指標となります。これらの血液検査の結果から、精密検査が必要かどうかが判断されます。
2. 画像検査による精密検査
血液検査で異常が見られた場合、より詳しく肝臓の状態を調べるために、画像検査を行います。主に用いられるのは以下の2つです。
- 超音波検査(エコー検査): 肝臓の形や大きさを確認し、脂肪の蓄積の程度を評価できます。非侵襲的で、手軽に受けられる検査です。
- CT検査/MRI検査: 超音波検査よりも詳細な情報を得ることができ、脂肪肝の程度や、他の肝臓の病気(肝硬変や肝がんなど)の有無を調べることができます。
3. 肝生検(場合によっては)
画像検査で診断が難しい場合や、脂肪肝の原因を詳しく調べたい場合、肝生検を行うことがあります。肝生検とは、細い針を肝臓に刺して、組織を採取する検査です。採取した組織を顕微鏡で観察することで、脂肪肝の進行度合いや、肝臓の炎症の程度を詳しく調べることができます。ただし、肝生検は侵襲的な検査であるため、医師が必要と判断した場合に行われます。
診断を受ける上での注意点とコツ
- 過去の病歴や服薬状況を伝える: 医師には、これまでの病歴や服用している薬について、詳しく伝えましょう。脂肪肝の原因を特定し、適切な治療法を選択する上で重要です。
- 健康診断の結果を把握しておく: 健康診断の結果は、脂肪肝の診断に役立ちます。検査結果の数値やコメントを事前に確認しておきましょう。
- 専門医に相談する: 脂肪肝と診断された場合は、消化器内科などの専門医に相談し、適切な治療や生活習慣の改善についてアドバイスを受けましょう。
まとめ
この記事では、脂肪肝の診断方法について解説しました。血液検査、画像検査、場合によっては肝生検を通じて、脂肪肝の診断が行われます。早期発見と適切な治療を行うことで、脂肪肝の進行を食い止めることができます。気になる症状がある場合は、自己判断せずに、医療機関を受診し、医師の指示に従いましょう。