日々の生活の中で、「もしかして聞こえにくいかも…」と感じたり、職場や学校で聴力検査を受ける機会があったりするかもしれません。特に、看護師として働く方にとっては、患者さんの異変にいち早く気づくためにも、ご自身の聴力の状態を把握しておくことは大切です。今回は、聴力検査の方法について、看護師の方々にも分かりやすく解説していきます。ご自身の耳の状態を知り、健康管理に役立てましょう。
聴力検査の方法:3つのステップ
聴力検査には、様々な種類がありますが、ここでは代表的な3つの方法を説明します。
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オージオメーター検査:基本の聴力測定
最も一般的な検査方法です。ヘッドホンを装着し、様々な周波数と音量の音を聞き、聞こえたらボタンを押すことで検査を行います。検査技師や医師の指示に従い、正確にボタンを押すことが重要です。この検査によって、どの周波数の音が聞こえにくいのか、聴力の程度を詳しく調べることができます。
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ティンパノメトリー検査:耳の中の状態をチェック
鼓膜の動きを調べる検査です。耳の中に空気を送り込み、鼓膜の振動を測定します。この検査で、中耳炎や耳管機能の異常など、耳の中の状態をある程度把握することができます。検査は、耳に小さな器具を挿入して行われます。検査中に痛みを感じることはほとんどありません。
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語音聴力検査:言葉の聞き取り能力を評価
ヘッドホンを通して、様々な言葉を聞き取り、復唱する検査です。日常生活でどの程度言葉を聞き取れているかを評価します。会話能力への影響を調べるために行われ、補聴器の効果測定などにも活用されます。
検査を受ける際の注意点とコツ
- 検査前の準備: 検査前には、大きな音の出る場所での作業や、イヤホンでの音楽鑑賞は避けましょう。耳への刺激が、検査結果に影響を与える場合があります。
- 体調管理: 体調が悪いと、検査結果に影響が出ることがあります。風邪をひいている場合などは、検査前に医師に相談しましょう。
- 検査中の集中力: 検査中は、指示をよく聞き、集中して検査を受けましょう。少しでも聞こえたら、迷わずボタンを押すことが大切です。
- 結果の理解: 検査結果は、専門的な用語で表記されることがあります。結果についてわからないことがあれば、検査技師や医師に質問し、詳しく説明してもらいましょう。
まとめ
聴力検査は、ご自身の聴力の状態を知り、耳の健康を守るための大切な第一歩です。この記事で紹介した検査方法を参考に、定期的に検査を受け、早期発見・早期治療に繋げましょう。看護師の皆さんは、患者さんの異変に気づくためにも、ご自身の健康管理を怠らないようにしましょう。