労働時間の管理、しっかりできていますか?「法定内残業」という言葉は聞いたことはあるけれど、実際にどうやって計算すればいいのか、少し難しく感じている方もいるかもしれません。この記事では、そんな疑問を解決すべく、法定内残業の計算方法をわかりやすく解説します。残業代が正しく支払われているかを確認するためにも、ぜひ参考にしてください。
1. 法定内残業とは? まずは基本を理解
法定内残業とは、1日8時間、週40時間という労働基準法で定められた「法定労働時間」を超えない範囲で行われる残業のことです。法定労働時間を超える残業(法定外残業)とは異なり、割増賃金の支払い義務はありません。ただし、就業規則や労働協約によっては、通常の賃金に加えて残業手当が支払われる場合があります。
2. 3つの計算方法をステップバイステップで解説
法定内残業の計算方法は、以下のステップで進めるのが一般的です。
ステップ1:労働時間の把握
まずは、正確な労働時間を把握することが重要です。タイムカードや勤怠管理システムなど、記録に基づき、法定労働時間を超えていないかを確認しましょう。
ステップ2:法定内残業時間の算出
1日の労働時間が8時間以内の場合、その日の労働時間は「法定内残業」には該当しません。週の労働時間で考えた場合、週40時間以内の残業は「法定内残業」となります。
ステップ3:給与規定の確認
会社の給与規定を確認し、法定内残業に対してどのような扱いがされているかを確認します。残業手当が支払われる場合は、その金額を計算します。通常は、1時間あたりの賃金に、就業規則で定められた率をかけて算出します。
3. 注意点と計算のコツ
- タイムカードの確認: タイムカードの打刻時間と実際の労働時間にずれがないか確認しましょう。
- 休憩時間の取り扱い: 休憩時間は労働時間に含まれません。休憩時間を除いた時間で計算しましょう。
- 就業規則の確認: 会社の就業規則には、残業に関する詳細が記載されています。必ず確認し、不明な点は人事担当者に質問しましょう。
まとめ
この記事では、法定内残業の計算方法について解説しました。労働時間の正確な把握、給与規定の確認など、いくつかのステップを踏むことで、正しく計算することができます。ご自身の労働状況と照らし合わせながら、残業代が適切に支払われているか確認しましょう。