もしもの時に備えたいけれど、担架での搬送方法って難しそう…そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。担架の使い方は、いざという時に大切な人を守るために、知っておくべき知識の一つです。この記事では、初心者の方にも分かりやすく、担架による搬送方法を解説していきます。正しい知識を身につけて、いざという時に備えましょう。
担架の種類と、搬送方法の基本
まず、担架には様々な種類がありますが、ここでは一般的な折りたたみ式担架を想定して解説します。搬送方法は大きく分けて、2人以上で行う方法と、1人で行う方法があります。状況に合わせて適切な方法を選択しましょう。
1. 2人での搬送方法:肩支持
最も基本的な搬送方法の一つです。
- 担架を広げ、傷病者の近くに置きます。
- 傷病者の両脇にそれぞれ人が立ち、担架の持ち手を持ちます。
- 声をかけながら、ゆっくりと持ち上げ、移動を開始します。
- 移動中は、傷病者の頭部を高く保つように注意し、足元に気を付けて進みます。
- 段差がある場合は、声をかけ合い、安全に注意して移動します。
2. 2人での搬送方法:手持ち式
この方法は、狭い場所や階段での搬送に適しています。
- 担架を広げ、傷病者の近くに置きます。
- 傷病者の両脇にそれぞれ人が立ち、担架の持ち手を持ちます。
- 傷病者を担架に乗せ、持ち上げます。
- 片方の人が傷病者の足元を持ち、もう片方の人が頭部を持ちます。
- バランスを保ちながら、ゆっくりと移動します。
3. 1人での搬送方法:背負い搬送
1人でも搬送できる方法ですが、体力が必要です。
- 傷病者の近くに担架を広げます。
- 傷病者を担架に乗せます。
- 担架の持ち手を肩にかけ、傷病者を背負うようにして立ち上がります。
- 安全を確認しながら、ゆっくりと移動します。
- 無理のない範囲で、休息を挟みながら移動しましょう。
注意点と搬送のコツ
- 安全確認: 搬送前には、周囲の安全を確認し、障害物がないか確認しましょう。
- 連携: 2人以上で搬送する場合は、声かけを行い、息を合わせて行動しましょう。
- 体勢: 傷病者の体勢に配慮し、呼吸や循環を妨げないように注意しましょう。
- 無理のない範囲で: 無理な搬送は、二次的な怪我につながる可能性があります。
- 練習: 実際に担架を使い、練習しておくことで、いざという時にスムーズに対応できます。
まとめ
この記事では、担架の搬送方法について、基本的な手順を解説しました。正しい知識と練習を通して、もしもの時に大切な人を守れるように備えましょう。地域の救急救命講習など、実践的な訓練に参加することもおすすめです。