車の走行性能を左右するスタビライザーリンク。段差を乗り越えた時のゴトゴト音や、ハンドリングの違和感に悩んでいる方は、もしかしたらスタビライザーリンクの劣化が原因かもしれません。そこで今回は、調整式スタビリンクの調整方法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。正しい調整を行うことで、快適な乗り心地を取り戻し、車の性能を最大限に引き出すことができるでしょう。
調整式スタビリンクは、車の車高に合わせて長さを調整できる便利なパーツです。ここでは、具体的な調整方法を3つご紹介します。
1. 車高調整後の基本調整
車高を変えた際にまず行うべきは、この基本調整です。
- 車体をジャッキアップ: 車を平らな場所に置き、安全にジャッキアップします。ウマをかけるなど、安全対策は確実に行ってください。
- スタビリンクの固定を緩める: スタビリンクの両端にあるナットを緩めます。完全に外す必要はありません。
- リンクの長さを調整: 車高に合わせて、スタビリンクの長さを調整します。リンクがスタビライザーとロアアームに無理なく接続されるように、調整しましょう。
- ナットを締め直す: 調整が終わったら、ナットを規定トルクで締め直します。締めすぎると破損の原因になるので注意が必要です。
- 試走: 調整後、一度試走してハンドリングや異音がないか確認しましょう。
2. アライメント調整後の微調整
アライメント調整を行った後にも、スタビリンクの微調整が必要になる場合があります。
- アライメント調整後: アライメント調整後、念のためスタビリンクの状態を確認します。
- 微調整: 必要に応じて、上記1.の基本調整と同様の手順で微調整を行います。
- 再度試走: 調整後、再度試走してハンドリングや異音がないか確認しましょう。
3. 車検対策としての調整
車検時には、スタビライザーリンクの状態もチェックされます。
- 車検前点検: 車検前に、スタビリンクの状態を確認します。ガタつきや異音がないか、目視で確認しましょう。
- 必要に応じて調整: 問題がある場合は、上記1.または2.の手順で調整を行います。
- 車検に備える: 調整後、車検に臨みましょう。
注意点・コツ
- 安全第一: 作業は必ず安全な場所で行い、安全装備を着用しましょう。
- 取扱説明書を確認: 車種によっては、スタビリンクの調整方法が異なる場合があります。必ず車の取扱説明書を確認してください。
- 専門家への相談: 自分で調整するのが不安な場合は、専門業者に相談しましょう。
- 調整幅: 調整式スタビリンクには、調整可能な範囲があります。その範囲を超えて調整しないように注意しましょう。
まとめ
調整式スタビリンクの調整は、車の性能を維持し、快適な走行を実現するために重要な作業です。今回ご紹介した方法を参考に、ご自身の車に合った調整を行ってみてください。安全に注意し、快適なカーライフを送りましょう。