高血圧の心配、ありますよね。健康診断で「少し高めですね」と言われたり、なんとなく体調が優れない時に「もしかして…?」と不安になったり。ご自身や大切な方の血圧を正しく測定する方法を知りたい、そう思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、看護の現場でも使われる、正確な血圧測定の方法をわかりやすく解説します。
正確な血圧測定への第一歩:測定前の準備
正確な血圧を測るためには、事前の準備が大切です。測定前に以下の点に注意しましょう。
- 安静: 測定の30分前からは、喫煙、カフェイン(コーヒー、紅茶など)、激しい運動を控えましょう。
- トイレ: 膀胱が満たされていると血圧が高くなる可能性があります。測定前にトイレを済ませておきましょう。
- リラックス: 椅子に座り、背もたれに寄りかかってリラックスした状態で測定しましょう。足を組んだりせず、床にしっかりと足をつけてください。
家庭用血圧計を使った血圧測定方法(上腕式)
家庭用の血圧計は、正しく使えば手軽に血圧を測定できます。上腕式血圧計を使った測定方法は以下の通りです。
- 腕の位置: 腕を心臓の高さに保ちます。テーブルなどに腕を置き、手のひらを上に向けます。
- カフの装着: カフ(腕帯)を、肘の内側から2~3cm上の腕に巻きます。カフの下端が肘のくぼみにかからないように注意してください。カフがきつすぎたり、緩すぎたりしないように、指1~2本が入る程度の余裕を持たせましょう。
- 測定: 血圧計の電源を入れ、測定を開始します。測定中は、腕を動かしたり、話したりしないようにしましょう。
- 結果の記録: 測定結果(収縮期血圧、拡張期血圧、脈拍数)を記録します。できれば、測定日時と測定時の状況(安静度、体調など)も記録しておくと、より正確な血圧の変動を把握できます。
医療機関での血圧測定方法
医療機関では、より正確な血圧測定が行われます。一般的には、以下の手順で行われます。
- 体位: 椅子に座り、背もたれに寄りかかり、リラックスした状態で測定します。
- カフの装着: 上腕にカフを巻き、聴診器を使って血管音を聞きながら測定します。
- 測定: 聴診器でコロトコフ音(血管音)を聞きながら、血圧計を操作し、収縮期血圧と拡張期血圧を測定します。
- 再測定: 必要に応じて、数分置いてから再度測定し、平均値を求めます。
血圧測定の注意点とコツ
血圧測定を行う上で、以下の点に注意しましょう。
- 同じ腕で測定: 毎回同じ腕で測定するようにしましょう。
- カフの選択: カフのサイズが合っていないと、正確な測定結果が得られません。腕の太さに合ったカフを選びましょう。
- 複数回の測定: 一度の測定結果だけでなく、複数回測定し、平均値を参考にしましょう。
- 定期的な測定: 定期的に血圧を測定し、自分の血圧の傾向を把握することが大切です。
まとめ
血圧測定の方法を知り、正しく測定することで、ご自身の健康管理に役立てることができます。 家庭で測定する場合も、医療機関で測定する場合も、今回ご紹介した手順と注意点を参考に、正確な血圧測定を心がけましょう。高血圧が心配な場合は、医師に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしてください。