胃瘻からの半固形栄養注入方法:ご自宅での安心ケアガイド
食事を oral (口から)で摂ることが難しく、胃瘻(いろう)からの栄養摂取が必要なご家族やご本人の皆様、日々のケア、本当にお疲れ様です。今回は、ご自宅で安全に半固形栄養剤を注入するための方法について、わかりやすく解説していきます。正しい方法を知り、安心してケアを続けられるよう、一緒に見ていきましょう。
1. 準備を整えましょう:注入前の大切なステップ
まず、半固形栄養剤、注入器(シリンジ)、接続チューブ、生理食塩水または精製水、そして注入後のケアに必要なもの(ガーゼなど)を用意します。栄養剤は冷蔵庫から出し、常温に戻してから注入することが一般的です。注入器を清潔にし、手を洗うことも忘れずに行いましょう。
2. 注入開始!具体的な手順
ここでは、代表的な3つの注入方法を説明します。
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手動シリンジ注入:
- 胃瘻のチューブと注入器を接続し、クランプ(チューブを止める器具)を開けます。
- シリンジで栄養剤をゆっくりと注入します。注入速度は、医師や栄養士の指示に従ってください。
- 栄養剤を全て注入したら、生理食塩水または精製水でチューブ内を洗浄し、栄養剤の残りを取り除きます。
- クランプを閉じてチューブを外し、胃瘻周囲を清潔に保ちます。
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電動ポンプ注入:
- 電動ポンプを使用する場合は、あらかじめ設定されている注入速度や注入量を医師や栄養士の指示通りに確認し、設定します。
- 胃瘻のチューブと接続し、電源を入れます。
- ポンプが自動的に栄養剤を注入します。注入終了後、手動シリンジ注入と同様にチューブ内を洗浄します。
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重力注入:
- 注入器に栄養剤を入れ、胃瘻のチューブに接続します。
- 注入器を少し高い位置にセットし、重力を使って栄養剤をゆっくりと注入します。
- 注入速度は、栄養剤の粘度や注入器のサイズによって異なります。
- 注入終了後、手動シリンジ注入と同様にチューブ内を洗浄します。
3. 注入後の注意点とコツ
注入後は、30分程度、上半身を起こした姿勢を保つと、逆流による誤嚥を予防できます。注入後の胃瘻周囲の状態を観察し、異常がないか確認しましょう。もし、吐き気や腹痛、発熱などの症状が出た場合は、すぐに医師や看護師に相談してください。また、栄養剤の温度や注入速度を守ることも重要です。
まとめ
今回は、胃瘻からの半固形栄養注入方法について、基本的な手順と注意点をご紹介しました。ご自身の状態や、医師や栄養士の指示に従って、安全にケアを行いましょう。ご不明な点があれば、遠慮なく専門家にご相談ください。