「目が充血して、なんだかゴロゴロする…もしかして結膜炎かも?」そう感じているあなたへ。今回は、ご自身やご家族が結膜炎かもしれないと思ったときに、どのように診断し、適切に対処すれば良いのかをわかりやすく解説します。この記事を読めば、結膜炎かどうかを判断する手がかりや、医療機関を受診する際のポイントなどがわかります。
1. 症状から判断する
結膜炎は、白目の部分(結膜)が炎症を起こす病気です。初期症状としては、目の充血、目やに、かゆみ、異物感などが挙げられます。これらの症状がいくつか同時に現れた場合、結膜炎の可能性を疑うことができます。
- 目の充血: 血管が拡張し、赤く見える
- 目やに: 炎症の原因によって、水っぽいものから粘り気のあるものまで様々
- かゆみ: 目の周りが痒くなる
- 異物感: 目の中にゴミが入っているような違和感
これらの症状がいつから始まったのか、どのような状況で悪化するのかなどを記録しておくと、医療機関を受診する際に役立ちます。
2. 医療機関での診断
自己判断で結膜炎だと決めつけずに、眼科医の診察を受けることが重要です。眼科医は、問診や視診、検査を通して診断を行います。
- 問診: 症状、既往歴、アレルギーの有無などを確認します。
- 視診: 目の状態を詳しく観察し、結膜の充血や目やにの量などを確認します。
- 検査: 細隙灯顕微鏡という特殊な顕微鏡を使って、目の細部を観察します。必要に応じて、目やにを採取して原因菌を特定する検査などが行われることもあります。
これらの診断結果に基づいて、医師は適切な治療法を提案します。
3. タイプ別の見分け方
結膜炎には、原因によって様々な種類があります。
- ウイルス性結膜炎: 感染力が強く、アデノウイルスが原因となることが多いです。両目に発症しやすく、目やにが多く、高熱を伴うこともあります。
- 細菌性結膜炎: 細菌感染が原因で、黄色の粘り気のある目やにが多く出ます。片目に発症することが多いですが、両目に広がることもあります。
- アレルギー性結膜炎: アレルギー反応によって起こり、目のかゆみが強いのが特徴です。季節性のアレルギーの場合は、特定の時期に症状が出ることが多いです。
医師の診断によって、どのタイプの結膜炎なのかが特定され、適切な治療が行われます。
注意点・コツ
- 自己判断は禁物: 自己判断で市販の目薬を使用すると、症状を悪化させる可能性があります。必ず医師の診断を受けてください。
- 感染対策: ウイルス性結膜炎や細菌性結膜炎は感染力が強いため、タオルや洗面用具の共有を避け、こまめに手を洗うなど、感染対策を徹底しましょう。
- 早期治療: 早期に治療を開始することで、症状の悪化を防ぎ、早く治すことができます。
まとめ
結膜炎の診断は、自己判断ではなく、眼科医の診察を受けることが重要です。症状を詳しく記録し、医療機関で適切な診断と治療を受けるようにしましょう。また、感染症の場合は、感染対策も忘れずに行いましょう。