電気製品の使用中に「なんかビリッとする感じがする…」「電気が漏れているんじゃないか?」と不安に思ったことはありませんか? 漏電は感電のリスクを高めるだけでなく、火災の原因にもなりかねません。そこで今回は、安全のために自分でできる「漏れ電流」の測定方法について、テスターを使って分かりやすく解説します。
漏れ電流測定の前に:安全の確保を最優先に!
測定を行う前に、必ずブレーカーを落としてから作業を開始しましょう。また、濡れた手で電気製品に触れたり、金属製のものを電気製品の内部に差し込んだりする行為は絶対に避けてください。測定は、安全な環境で行うことが何よりも大切です。
1. クランプメーターを使った測定方法
クランプメーターは、電線を挟み込むだけで電流を測定できる便利なテスターです。
- 測定準備: 測定したい電気製品の電源プラグをコンセントに差し込みます。
- クランプメーターの準備: クランプメーターを交流電流(AC)測定モードに設定します。
- 測定: 電源プラグの電線を1本ずつ、クランプで挟みます。通常、電線は2本(プラスとマイナス)あるので、それぞれ挟んで測定します。
- 結果の確認: プラス側とマイナス側の電流値に差がある場合、それが漏れ電流の可能性があります。漏れ電流が大きければ、製品の故障や絶縁劣化が疑われます。
2. デジタルテスターを使った測定方法
デジタルテスターでも漏れ電流を測定できますが、クランプメーターよりも少し手間がかかります。
- 測定準備: 測定したい電気製品の電源プラグをコンセントから抜き、アース線(緑色の線)がある場合は、アース線を外します。
- テスターの準備: デジタルテスターを交流電圧(ACV)測定モードに設定し、レンジは高めに設定します(例:200V)。
- 測定: 電源プラグの片方の端子と、測定対象の電気製品の金属部分(外装など)をテスターのプローブで接続します。
- 結果の確認: テスターに表示される電圧が0Vに近いほど安全ですが、わずかでも電圧が表示される場合は、漏れ電流が発生している可能性があります。
3. 接地抵抗計を使った測定方法
接地抵抗計も、漏れ電流の測定に役立ちます。
- 測定準備: 測定したい電気製品の電源プラグをコンセントから抜き、アース線を外します。
- テスターの準備: 接地抵抗計を測定モードに設定します。
- 測定: 接地抵抗計の測定端子を、アース線と測定対象の電気製品の金属部分に接続します。
- 結果の確認: 接地抵抗の値が低いほど、漏れ電流による感電のリスクは低くなります。
注意点・コツ
- 測定前に必ず電源を切りましょう。 感電の危険があります。
- テスターの取扱説明書をよく読んでから測定を行いましょう。
- 測定結果が少しでもおかしいと感じたら、専門家(電気工事士など)に相談しましょう。
- 漏れ電流は、電気製品の経年劣化や湿気、ほこりなどによって発生することがあります。
まとめ
今回は、テスターを使った「漏れ電流 測定 方法 テスター」について解説しました。 自分でできる範囲で漏れ電流をチェックし、安全な電気環境を維持しましょう。 漏電の疑いがある場合は、専門家に相談することが重要です。 安全第一で、快適な暮らしを送りましょう。