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比例 代表 計算 方法

選挙のニュースなどでよく耳にする「比例代表」という言葉。候補者の名前ではなく、政党名に投票する選挙制度のことですよね。でも、「比例代表って、どうやって当選者が決まるの?」、「計算方法が複雑でよくわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな疑問を解決すべく、比例代表の計算方法について、わかりやすく解説していきます。複雑な計算式は使わず、誰でも理解できるように、基本的な考え方と代表的な計算方法を3つご紹介します。

比例代表 計算 方法

1. ドント式

ドント式は、最もよく使われる計算方法の一つです。各政党の得票数を、1から順に整数で割っていき、最も高い数値を得た政党から議席を割り当てていく方法です。

例えば、A党が5000票、B党が3000票、C党が1000票を獲得し、定数が5の場合を考えてみましょう。

  1. 各党の得票数を1で割る: A党5000、B党3000、C党1000
  2. 各党の得票数を2で割る: A党2500、B党1500、C党500
  3. 各党の得票数を3で割る: A党1666.67、B党1000、C党333.33
  4. 各党の得票数を4で割る: A党1250、B党750、C党250
  5. 各党の得票数を5で割る: A党1000、B党600、C党200

この結果を比べると、A党が5000、2500、1666.67、1250、1000と、上位5つの数値のうち4つを占め、B党が3000と1500で2つ、C党は1000と333.33で2つとなります。よって、A党に2議席、B党に2議席、C党に1議席が割り当てられます。

2. ヘアー式

ヘアー式は、総得票数を定数で割って「一票あたりの議席数」を算出し、各政党の得票数をこの数値で割って議席数を決定する方法です。

例えば、総得票数が10000票、定数が5、A党が6000票、B党が3000票、C党が1000票を獲得した場合を考えてみましょう。

  1. 一票あたりの議席数を計算: 10000票 ÷ 5議席 = 2000票/議席
  2. 各党の議席数を計算: A党6000票 ÷ 2000票/議席 = 3議席、B党3000票 ÷ 2000票/議席 = 1.5議席、C党1000票 ÷ 2000票/議席 = 0.5議席
  3. 議席数を調整: 小数点以下の議席は、大きい順に繰り上げられます。この場合、B党とC党はそれぞれ1議席となり、合計5議席となります。

3. サン=ラグ式

サン=ラグ式は、ドント式に似ていますが、各政党の得票数を1ではなく3から割り始めます。これにより、より小規模な政党にも議席が配分されやすくなる傾向があります。計算方法はドント式とほぼ同じですが、割る数が1, 2, 3, 4…ではなく、3, 5, 7, 9…となります。

注意点・コツ

比例代表の計算は複雑に見えますが、基本的な考え方を理解すれば、結果の概算を把握することができます。また、選挙結果の報道では、これらの計算方法が使われています。実際の選挙では、各政党の得票数だけでなく、候補者の得票数や、名簿の順位なども影響します。

まとめ

今回は、比例代表の計算方法について、代表的なものを3つご紹介しました。これらの計算方法は、あくまでも基本的なものであり、実際の選挙では、様々な要素が複雑に絡み合って結果が決定されます。選挙のニュースを見る際には、今回の記事を参考に、それぞれの計算方法を意識してみると、より理解が深まるかもしれません。

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