会社の終業時間が過ぎても、なかなか帰れない…そんな経験、誰でも一度はあるのではないでしょうか?「今日も残業か…」とため息をつきながら、一体自分の残業時間はどのくらいなのか、給料にちゃんと反映されているのか、気になりますよね。この記事では、残業時間の正しい計算方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。自分自身の働き方をきちんと把握するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
残業時間の計算方法:3つのステップ
残業時間の計算は、基本的には以下の3つのステップで進めます。
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労働時間の確認: まずは、自分の労働時間を正確に把握することが重要です。就業規則やタイムカード、勤怠管理システムなどで、始業時間、終業時間、休憩時間を必ず確認しましょう。
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所定労働時間の算出: 法律で定められた労働時間(原則1日8時間、1週間40時間)を超えていないかを確認するため、まずは1日の所定労働時間を算出します。これは、会社が定めた「通常の労働時間」のことです。例えば、始業9時、終業17時で休憩1時間の場合、所定労働時間は7時間となります。
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残業時間の計算: 所定労働時間を超えて働いた時間が、残業時間となります。終業時間から、始業時間と休憩時間を差し引いた時間が、その日の労働時間です。その労働時間から、所定労働時間を差し引いたものが、その日の残業時間となります。例えば、18時まで働いた場合、労働時間は8時間。所定労働時間が7時間であれば、残業時間は1時間となります。
計算例で確認!
具体的な例で確認してみましょう。
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例1: 始業9:00、終業18:00、休憩1時間の場合
- 労働時間: 18:00 - 9:00 - 1時間 = 8時間
- 所定労働時間: 7時間(例)
- 残業時間: 8時間 - 7時間 = 1時間
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例2: 始業9:00、終業17:30、休憩1時間の場合
- 労働時間: 17:30 - 9:00 - 1時間 = 7.5時間
- 所定労働時間: 7時間(例)
- 残業時間: 7.5時間 - 7時間 = 0.5時間 (30分)
注意点とコツ
残業時間の計算を行う上で、いくつか注意点があります。
- 休憩時間: 休憩時間は、法律で定められた時間(6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上)をきちんと取得する必要があります。休憩時間を考慮せずに計算しないようにしましょう。
- 15分単位の丸め: 多くの企業では、残業時間を15分単位で計算することがあります。この場合、15分未満の残業時間は切り捨てられることもあります。
- 残業代の確認: 計算した残業時間に基づいて、残業代が正しく支払われているかを確認しましょう。給与明細で残業代の内訳を確認できます。
まとめ
この記事では、残業時間の計算方法について、わかりやすく解説しました。自分の労働時間を正確に把握することは、適切な残業代を受け取るために非常に重要です。この記事を参考に、ご自身の残業時間を計算し、より良い働き方につなげていきましょう。もし、計算方法に疑問がある場合や、残業代について不安がある場合は、会社の労務担当者や専門家にご相談ください。