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接触 抵抗 測定 方法

電子工作や電気関係の作業をしていると、「接触抵抗」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。これは、電気回路において、導体同士が接続する部分で生じる電気の流れにくさを表すものです。接触抵抗が大きいと、回路全体の効率が低下したり、発熱の原因になったりする可能性があります。そこで今回は、接触抵抗の測定方法について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

接触 抵抗 測定 方法

接触抵抗を測定する方法はいくつかありますが、ここでは代表的な3つの方法を紹介します。

1. 四端子法(ケルビン法)

四端子法は、最も正確な測定方法として知られています。この方法では、被測定物に電流を流すための2つの端子(電流端子)と、電圧を測定するための2つの端子(電圧端子)を使用します。電流端子から一定の電流を流し、電圧端子で電圧降下を測定することで、接触抵抗を算出します。この方法は、接触抵抗以外の影響を受けにくく、高精度な測定が可能です。

2. 電圧降下法

電圧降下法は、比較的手軽に測定できる方法です。被測定物に一定の電流を流し、接続部分の両端の電圧を測定します。オームの法則(抵抗 = 電圧 / 電流)を利用して、接触抵抗を計算します。この方法は、四端子法に比べて精度はやや劣りますが、比較的簡単に測定できるため、一般的な用途に適しています。

3. デジタルマルチメーター(DMM)を使用した方法

多くのデジタルマルチメーターには、抵抗測定機能が搭載されています。この機能を使用して、接触抵抗を測定することも可能です。ただし、DMM内部の電流が小さいため、接触抵抗が高い場合は、測定結果が不安定になる可能性があります。この方法は、簡易的なチェックや、おおよその値を知りたい場合に適しています。

注意点・コツ

接触抵抗を測定する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 接触部分の清掃: 測定前に、接触部分の汚れや酸化物をきれいに取り除きましょう。これにより、より正確な測定結果を得ることができます。
  • 測定器の選択: 測定対象や必要な精度に応じて、適切な測定器を選びましょう。
  • ケーブルや接続部の影響: 測定に使用するケーブルや接続部の抵抗も、測定結果に影響を与える可能性があります。可能な限り、影響を排除するように工夫しましょう。
  • 測定環境: 測定環境の温度や湿度も、測定結果に影響を与える場合があります。測定条件を一定に保つようにしましょう。

まとめ

今回は、接触抵抗の測定方法について解説しました。四端子法は高精度ですが、専用の測定器が必要になります。電圧降下法やDMMを使用する方法は、手軽に測定できます。測定の目的や精度に合わせて、適切な方法を選択し、正確な測定を心がけましょう。接触抵抗を適切に管理することで、電気回路の信頼性を向上させることができます。

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