日々の暮らしの中で、電子工作や家電の修理に挑戦することってありますよね。そんな時、部品の「抵抗」の値を正確に知りたい、と思ったことはありませんか? 抵抗の値がわかれば、回路の仕組みを理解したり、不具合の原因を特定したりすることができます。今回は、初心者の方でも簡単にできる「抵抗 測定 方法」について、詳しく解説していきます。
1. デジタルマルチメーター(テスター)を使う
最も一般的で、確実な「抵抗 測定 方法」は、デジタルマルチメーター(通称テスター)を使用することです。多くの電気屋さんやホームセンターで手軽に購入できます。
- 手順:
- テスターの電源を入れます。
- 測定したい抵抗器から、回路基板や他の部品から取り外します。回路につながったまま測定すると、正確な値が得られない場合があります。
- テスターのロータリースイッチを、抵抗測定モード(Ω、kΩ、MΩなどと表示されています)に合わせます。抵抗器の概算値を考慮して、適切なレンジを選択しましょう。例えば、抵抗器に1kΩと記載されている場合は、2kΩや20kΩのレンジに設定します。
- テスターのプローブ(赤いコードと黒いコード)を、抵抗器の両端にそれぞれ接触させます。どちらのプローブをどちらの端子に繋いでも問題ありません。
- テスターのディスプレイに表示された数値が、抵抗値です。
2. カラーコードから抵抗値を読み取る
抵抗器には、色分けされた帯(カラーコード)がついており、この色から抵抗値を読み取ることができます。
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手順:
- 抵抗器のカラーコードを確認します。通常、3本または4本の帯で構成されています。
- それぞれの帯の色に対応する数字を、カラーコード表から確認します。
- 3本の帯の場合、最初の2つの数字を並べて、3つ目の数字(乗数)の桁数分だけ0をつけます。
- 4本の帯の場合、最初の2つの数字を並べて、3つ目の数字(乗数)の桁数分だけ0をつけ、4つ目の帯は許容誤差を表します。
(例:茶、黒、赤、金の場合、10 x 10^2 = 1000Ω(1kΩ)となり、許容誤差は±5%です)
3. シリーズ(直列)接続で抵抗値を計算する
複数の抵抗器を組み合わせて、特定の抵抗値を実現することも可能です。抵抗器を直列に繋いだ場合、それぞれの抵抗値を足し合わせることで、全体の抵抗値を計算できます。
- 手順:
- 各抵抗器の抵抗値を、上記の方法で測定します。
- 測定した抵抗値をすべて足し合わせます。
- その合計値が、直列接続された抵抗器全体の抵抗値です。
注意点・コツ
- 測定する際は、必ず回路から抵抗器を取り外しましょう。
- テスターのレンジ設定は、抵抗値に合わせて適切に選択しましょう。
- カラーコードを読み取る際は、色見本を参考に、正確な色を判別しましょう。
- テスターの電池残量にも注意しましょう。電池が少ないと、正確な測定ができないことがあります。
まとめ
今回は、さまざまな「抵抗 測定 方法」について解説しました。デジタルマルチメーターを使った測定が最も正確ですが、カラーコードを読み取る方法や、抵抗器の直列接続による抵抗値の計算も、覚えておくと便利です。これらの方法をマスターして、電子工作や修理のスキルアップに役立ててください。