家計のやりくりや、転職、キャリアプランを考える上で、自分の給料が世間と比べてどのくらいなのか、気になりますよね。特に、自分の「平均賃金」がどのくらいなのかを知りたいという方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな疑問を解決するために、平均賃金の計算方法をわかりやすく解説します。
平均賃金の計算方法はいくつかありますが、ここでは代表的なものを3つご紹介します。
1. 基礎的な平均賃金の計算
最も基本的な方法は、単純に「賃金の合計」を「人数」で割る方法です。例えば、ある会社の従業員10人の給料が以下の通りだったとします。
- Aさん:30万円
- Bさん:25万円
- Cさん:40万円
- Dさん:28万円
- Eさん:35万円
- Fさん:20万円
- Gさん:32万円
- Hさん:45万円
- Iさん:30万円
- Jさん:27万円
この場合、給料の合計は312万円。人数は10人なので、平均賃金は312万円 ÷ 10人 = 31.2万円となります。この計算方法は、全体の平均的な給料水準を把握するのに役立ちます。
2. 中央値との比較
平均賃金は、一部の極端に高い給料や低い給料の影響を受けやすいことがあります。そこで、より実態に近い賃金水準を知るために、「中央値」を参考にすることも有効です。中央値とは、データを小さい順に並べたときに真ん中に位置する値のことです。上記例で給料を小さい順に並べると、20万円、25万円、27万円、28万円、30万円、30万円、32万円、35万円、40万円、45万円となり、中央値は30万円と30万円の平均である30万円となります。中央値は、より多くの人の給料水準を反映しやすい指標です。
3. 厚生労働省のデータを利用する
より客観的な平均賃金を知りたい場合は、厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」を参考にすることができます。この調査は、産業別、年齢別、学歴別など、詳細なデータが公開されており、自分の状況に近いデータを探して比較できます。ただし、調査対象や集計方法によっては、実際の給料と異なる場合があることに注意が必要です。
注意点・コツ
- 手取りと額面の違い: 平均賃金を計算する際は、税金や社会保険料などを差し引く前の「額面」給与で計算するようにしましょう。
- ボーナスや残業代: 月給だけでなく、ボーナスや残業代も含めて計算することで、より正確な平均賃金がわかります。
- 比較対象: 厚生労働省のデータなどと比較する際は、自分の年齢や職種、勤務地など、なるべく条件が近いデータを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、平均賃金の計算方法について、基本的な計算方法、中央値との比較、そして厚生労働省のデータ利用という3つの方法をご紹介しました。自分の平均賃金を把握することは、キャリアプランを立てたり、家計管理を見直したりする上で非常に重要です。ぜひ、今回ご紹介した方法を参考に、ご自身の状況に合わせて平均賃金を計算してみてください。