突然、喉に何かが詰まって息苦しくなった経験はありませんか?食事中はもちろん、お菓子や飲み物を飲み込んだ瞬間など、様々な状況で起こりうる不快なものです。今回は、そんな時に落ち着いて対処できるよう、「喉に詰まったものを取る方法」について、わかりやすく解説していきます。いざという時のために、ぜひ読んでおきましょう。
1. 咳をしてみましょう
まずは、落ち着いて咳をしてみましょう。咳は、体にとって自然な防御反応であり、喉に詰まったものを外に出すための有効な手段です。強く、そして何度も咳をすることで、異物が気道から押し出されることがあります。ただし、無理に咳き込みすぎると、かえって症状が悪化することもあるので、適度な力加減を心がけましょう。
2. 背部叩打法(はいぶこうだほう)を試す
自分でできる方法としては、背部叩打法があります。これは、詰まったものが小さい場合や、自分で咳をしても取り除けない場合に有効な手段です。まず、片方の腕を前に出し、もう片方の手でその腕を支えます。そして、詰まった人の肩甲骨の間に、手のひらの付け根を使って、力強く数回叩きます。注意点として、叩く方向は、下から上へ向かうようにしましょう。もし、自分で背部叩打を行うことが難しい場合は、周囲の人に助けを求めましょう。
3. ハイムリック法(腹部突き上げ法)
もし、咳をしても異物が出てこず、呼吸困難になっている場合は、ハイムリック法を試してみましょう。これは、詰まったものが大きい場合や、背部叩打法でも効果がない場合に有効です。まず、詰まった人の後ろに立ち、片方の手で相手のへそとみぞおちの中間あたりを握ります。もう片方の手でその手を包み込むようにして、力強く上向きに突き上げます。これを何度か繰り返し行い、異物を外に出します。ハイムリック法は、専門的な知識が必要なため、自信がない場合は、周囲の人に助けを求めるか、119番通報して救急隊の指示に従いましょう。
注意点・コツ
- 焦らない: 落ち着いて状況を判断し、冷静に行動しましょう。
- 無理をしない: 無理に食べ物を飲み込もうとしたり、異物を掻き出そうとしたりするのは危険です。
- 呼吸の確認: 呼吸が苦しい場合は、すぐに周囲に助けを求めてください。
- 異物の種類: 詰まったものが小さい場合は、水やお茶を少しずつ飲むことで、自然に流れ出すこともあります。
- 専門家の判断: 症状が改善しない場合や、呼吸困難が続く場合は、必ず医療機関を受診しましょう。
まとめ
今回は、「喉に詰まったものを取る方法」について解説しました。咳をしたり、背部叩打法やハイムリック法を試したり、様々な対処法があります。もしもの時に慌てないために、これらの方法を覚えておきましょう。そして、万が一の場合は、ためらわずに周囲の人に助けを求めたり、医療機関を受診したりしてください。