「暮らしの方法まとめ」記事
労働保険の計算方法:初めてでも安心!わかりやすく解説
給与明細を見て、「あれ?労働保険料ってどうやって計算されているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか? 労働保険は、万が一の事故や病気、失業などから私たちを守ってくれる大切な制度です。今回は、そんな労働保険料の計算方法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
労働保険料の計算方法は、大きく分けて3つのステップで理解できます。
1. 労働保険の種類を知る
労働保険には、大きく分けて「労災保険」と「雇用保険」の2種類があります。
- 労災保険: 労働者が業務中や通勤途中に怪我や病気になった場合、または死亡した場合に給付が行われます。保険料は全額会社負担です。
- 雇用保険: 労働者が失業した場合や、育児休業、介護休業を取得した場合に給付が行われます。保険料は、会社と労働者で分担します。
2. 保険料率を確認する
労災保険と雇用保険では、それぞれ保険料率が異なります。保険料率は、業種や事業所の規模などによって変動します。毎年、厚生労働省から発表されるので、確認しましょう。多くの場合、会社の経理担当が把握しています。
- 労災保険料率: 業種によって異なり、危険度の高い業種ほど高くなります。
- 雇用保険料率: 会社と労働者の負担割合が異なります。一般の事業の場合、現在は会社と労働者がそれぞれ負担する料率が決まっています。
3. 保険料を計算する
労働保険料の計算は、以下の計算式で行います。
労災保険料: 給与総額 × 労災保険料率 雇用保険料(労働者負担): 給与総額 × 雇用保険料率(労働者負担分)
例えば、給与総額が30万円で、雇用保険料率が0.6%の場合、労働者負担分の雇用保険料は、300,000円 × 0.006 = 1,800円となります。
会社は、給与からこの雇用保険料を差し引いた金額を給与として支払います。
注意点・コツ
- 給与総額: 労働保険料の計算の基となる「給与総額」には、基本給だけでなく、残業代や通勤手当など、会社から支払われるすべての金銭が含まれます。
- 年度更新: 労働保険料は、毎年6月頃に、前年度の給与総額に基づいて計算し直されます。
- 不明な点は会社に確認: 計算方法がよくわからない場合は、会社の経理担当や総務担当に遠慮なく質問しましょう。
まとめ
今回は、労働保険料の計算方法について、基本的な流れを解説しました。労働保険は、私たち労働者の生活を守るための大切な制度です。計算方法を理解することで、自分の給与明細の内容をより深く理解し、安心して働くことができるでしょう。もし不明な点があれば、会社の担当者に確認するようにしましょう。