毎日を健康に過ごすために、ちょっとした体調不良は自分でケアしたい。でも、市販薬を買うと、意外とお金がかかるな…と感じることはありませんか? 実は、特定の市販薬の購入費用の一部を所得控除できる制度があるんです。それが「セルフメディケーション税制」です。この記事では、セルフメディケーション税制を利用するための申請方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
セルフメディケーション税制とは?
セルフメディケーション税制は、健康の維持増進及び疾病の予防に取り組む意欲を促進するために作られた制度です。特定の市販薬(スイッチOTC医薬品)を購入した際の費用が、年間12,000円を超えた場合に、その超過分を所得控除できるというものです。上手に活用すれば、医療費控除と同様に、税金が軽減される可能性があります。
申請方法:3つのステップ
セルフメディケーション税制の申請は、以下の3つのステップで行います。
1. 対象医薬品の購入とレシートの保管
まず、セルフメディケーション税制の対象となるスイッチOTC医薬品を購入する必要があります。薬局やドラッグストアで「セルフメディケーション税制対象商品」と表示されている商品を選びましょう。購入時には、レシートを必ず受け取り、大切に保管してください。レシートには、購入した医薬品名、金額、購入日などが記載されている必要があります。
2. 健康に関する取り組みの証明
セルフメディケーション税制の適用を受けるためには、健康の維持増進及び疾病の予防のための取り組みを行っていることを証明する必要があります。具体的には、特定健診(メタボ健診)、予防接種、健康診断、人間ドック、がん検診などを受けていることが条件となります。それぞれの証明書(領収書や結果通知表など)も保管しておきましょう。
3. 確定申告の手続き
1年間のスイッチOTC医薬品の購入費用と、健康に関する取り組みの証明を揃えたら、確定申告を行います。確定申告書に必要事項を記入し、レシートと証明書を添付して、税務署に提出します。e-Taxを利用すれば、オンラインでの手続きも可能です。
注意点と申請のコツ
- 対象医薬品の確認: すべての市販薬が対象ではありません。購入前に、対象医薬品かどうかを必ず確認しましょう。薬局の薬剤師や登録販売者に相談するのも良いでしょう。
- レシートの整理: レシートは、日付順に整理しておくと、集計がスムーズに進みます。
- 控除額の計算: 控除額は、年間12,000円を超えた分の金額です。上限は88,000円です。
- 医療費控除との選択: セルフメディケーション税制と医療費控除は、どちらか一方しか利用できません。どちらが得になるか、ご自身の状況に合わせて検討しましょう。
まとめ
セルフメディケーション税制は、健康に気を遣いながら、賢く節税できる制度です。申請方法を理解し、必要な書類をきちんと保管していれば、それほど難しい手続きではありません。積極的に活用して、健康的な生活を送ってくださいね!