クルマのメンテナンスって、なんだか難しそう…そう感じている方も多いのではないでしょうか。特に、専門用語が飛び交うエンジンの冷却水「クーラント」の交換となると、なおさらですよね。しかし、クーラント交換は、適切な方法で行えば、決して難しい作業ではありません。この記事では、クルマを長く、快適に乗り続けるために欠かせない「クーラント交換の方法」を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
クーラント交換の方法:3つのステップ
クーラント交換は、大きく分けて以下の3つのステップで行います。
1. 準備:必要なものを用意しよう
まず、交換に必要なものを準備しましょう。具体的には以下のものが挙げられます。
- 新しいクーラント(車種に合ったものを選びましょう。希釈済みのものと、原液を精製水で薄めるものがあります。)
- ラジエーターキャップレンチ(あると便利です)
- 受け皿(廃液を受けるために、大きめのものを用意しましょう)
- 軍手やゴム手袋(クーラントは皮膚に触れると刺激があるので、必ず着用しましょう)
- ウエスや雑巾(こぼれたクーラントを拭き取るために)
2. 冷却水の排出:古いクーラントを抜き取ろう
エンジンを冷ましてから作業を開始しましょう。エンジンが熱い状態で行うと、火傷の危険があります。
- ラジエーターキャップを開ける(圧力を逃がすため)
- ラジエーター下部にあるドレンコック(またはドレンボルト)を探し、受け皿をセット
- ドレンコックを開けて、古いクーラントを排出します。ドレンコックは固着している場合があるので、無理に力を加えすぎないように注意しましょう。
- クーラントが完全に抜けたら、ドレンコックを閉めます。
3. 新しいクーラントの注入:補充とエア抜きを忘れずに
- ラジエーターキャップを開け、新しいクーラントを規定量までゆっくりと注ぎます。
- リザーバータンクにも、MAXラインまでクーラントを補充します。
- エンジンを始動し、暖機運転を行います。
- ラジエーターキャップを閉め、エンジンを停止後、クーラントの量をチェックし、必要であれば補充します。エア抜きは、エンジン内部に溜まった空気を逃がすための重要な作業です。車種によっては、エア抜きの方法が異なる場合があるので、取扱説明書を確認しましょう。
注意点と交換のコツ
- 作業は安全な場所で: 平坦な場所で、安全に注意して作業しましょう。
- 冷却水は適切に処理を: 廃クーラントは、環境汚染の原因となります。必ず、適切な方法で廃棄しましょう。カー用品店やガソリンスタンドで回収してもらうことができます。
- 定期的な交換を: クーラントの交換時期は、車の取扱説明書に記載されています。一般的には2~4年ごと、または走行距離に応じて交換することが推奨されています。
- 不安な場合は専門家へ: 自信がない場合や、作業に不安を感じる場合は、無理せず、整備工場などの専門家にご相談ください。
まとめ
今回は、クーラント交換の方法について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。定期的なクーラント交換は、エンジンの性能維持に不可欠です。この記事を参考に、安全に注意して、ご自身の愛車のメンテナンスにチャレンジしてみてください。