多くの方が、ウェブサイトにアクセスしようとした際に「セキュリティ保護された接続ができませんでした」といったエラーメッセージを目にしたことがあるのではないでしょうか? これは、ウェブサイトとあなたのデバイス間の通信が安全に行われていない場合に表示されます。 その原因の一つとして、古いセキュリティプロトコルであるTLS 1.2(Transport Layer Security 1.2)が未だに利用されている可能性が考えられます。 TLS 1.2は、比較的新しいTLS 1.3などのプロトコルに比べると脆弱性が発見されており、より安全なプロトコルへの移行が進められています。 今回は、あなたのデバイスやウェブサイトがTLS 1.2を使用しているかどうかを確認する方法をいくつかご紹介します。
1. ブラウザの設定から確認する
最も簡単な方法は、ウェブブラウザの設定を確認することです。 多くのブラウザは、TLS 1.2を含むTLSのバージョンをサポートしています。
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Google Chrome: Chromeの設定を開き、「プライバシーとセキュリティ」→「セキュリティ」を選択します。「セキュリティ」セクションで、「安全な接続」に関する設定を確認します。TLS 1.2が有効になっている場合でも、通常は最新のTLSバージョンもサポートしています。
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Mozilla Firefox: Firefoxの設定を開き、「プライバシーとセキュリティ」を選択します。「セキュリティ」セクションの「接続」で、使用するプロトコルの設定を確認できます。
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Microsoft Edge: Edgeの設定を開き、「プライバシー、検索、サービス」→「セキュリティ」を選択します。「セキュリティ」セクションで、TLSの設定を確認できます。
ブラウザの設定でTLSのバージョンを直接確認することは難しいかもしれませんが、ブラウザが最新のTLSバージョンをサポートしていれば、TLS 1.2も使用できる可能性が高いです。
2. ウェブサイトのセキュリティ情報を確認する
アクセスしようとしているウェブサイトのセキュリティ情報を確認することで、TLS 1.2が使用されているかどうかを間接的に知ることができます。
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ブラウザのアドレスバーの鍵アイコン: アドレスバーに鍵のアイコンが表示されていれば、そのウェブサイトとの通信は暗号化されています。鍵のアイコンをクリックすると、詳細なセキュリティ情報を確認できます。
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セキュリティ証明書: 証明書の詳細を確認することで、ウェブサイトがどのTLSバージョンを使用しているか、ある程度推測できます。 ただし、この情報からは正確なTLS 1.2の利用状況を断定することは難しい場合があります。
3. オンラインツールを利用する
インターネット上には、ウェブサイトのセキュリティ設定をチェックできる無料のオンラインツールがいくつか存在します。 これらのツールを利用すれば、TLS 1.2のサポート状況やその他のセキュリティ情報を簡単に確認できます。
- 例:SSL LabsのSSL Server Test: ウェブサイトのアドレスを入力するだけで、TLS 1.2のサポート状況や脆弱性に関する詳細な情報を取得できます。
注意点・コツ
- ブラウザのバージョンを最新の状態に保つ: ブラウザのバージョンが古いと、TLS 1.2などの古いプロトコルしかサポートしていない場合があります。常に最新のバージョンにアップデートするように心がけましょう。
- TLS 1.2のサポート終了: TLS 1.2は、今後サポートが終了する可能性があります。セキュリティの観点から、TLS 1.3以上のバージョンへの移行を推奨します。
- 接続エラー発生時の対処: TLS 1.2が原因で接続エラーが発生する場合は、ブラウザの設定やOSのアップデート、ウェブサイト側の対応などを確認してください。
まとめ
TLS 1.2の確認方法はいくつかあります。今回ご紹介した方法を参考に、あなたのデバイスやアクセスしたいウェブサイトが安全な通信を行っているか確認してみましょう。 より安全なインターネット利用のためにも、常に最新のセキュリティ情報を把握し、適切な対策を講じることが重要です。