皆さんは、水質や土壌の酸性度・アルカリ度を簡単に知りたい、と思ったことはありませんか? 例えば、ガーデニングで植物が元気に育つように土の状態を把握したい、あるいは、金魚を飼育していて水槽の水質管理をしたい、といった場面です。そこで今回は、初心者の方にも分かりやすく、さまざまな場面で役立つpH測定の方法についてご紹介します。この記事を読めば、自宅にあるもので手軽にpHを測定できるようになるでしょう。
pH測定の方法:3つのステップ
pH測定には、いくつかの方法があります。ここでは、代表的な3つの方法を解説します。
1. pH試験紙を使う
最も手軽で一般的な方法です。pH試験紙は、特定のpH範囲で色が変わるように設計されています。使い方は非常に簡単で、測定したい液体や土壌に試験紙を浸すだけです。数秒後、試験紙の色が変化しますので、付属のカラーチャートと比較してpH値を読み取ります。pH試験紙は薬局やホームセンター、インターネット通販などで手軽に購入できます。
2. pHメーターを使う
より正確なpH測定をしたい場合は、pHメーターの使用がおすすめです。pHメーターは、電極を測定対象に浸すことで、pH値をデジタル表示してくれます。pHメーターには様々な種類があり、精度や機能も異なります。価格もピンキリですが、安価なものでも比較的正確な測定が可能です。使用前に校正液で校正を行うことが重要です。
3. 家庭にあるもので代用する(紫キャベツを使う)
実は、家庭にあるものでpHを測定することも可能です。その代表的なものが紫キャベツです。紫キャベツには、アントシアニンという色素が含まれており、これがpHによって色が変わる性質を持っています。
- 作り方: 紫キャベツを細かく刻み、熱湯で煮出します。冷ましたら、ろ過して紫キャベツの色素液を作ります。
- 使い方: 測定したい液体に、この色素液を加えます。pHによって色が変化するので、色の変化を見てpHを判断します。酸性なら赤色、アルカリ性なら緑色に変化する傾向があります。
pH測定の注意点とコツ
pH測定を行う際には、いくつかの注意点があります。
- 試薬の保管: pH試験紙や校正液は、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。
- 測定対象の温度: 測定対象の温度も、測定結果に影響を与えることがあります。
- 精度の限界: 家庭でできるpH測定は、あくまで目安として捉えましょう。正確な測定結果が必要な場合は、専門的な機器を使用することをおすすめします。
- 安全対策: 測定対象によっては、手袋や保護メガネを着用するなど、安全に配慮しましょう。
まとめ
今回は、様々なpH測定の方法についてご紹介しました。pH測定は、水質や土壌の状態を把握するために役立つ、身近な知識です。今回ご紹介した方法を参考に、ご自身の目的に合った方法でpH測定を試してみてはいかがでしょうか。ガーデニングや水槽管理など、より豊かな暮らしに役立てることができるでしょう。