日々のパソコン作業、ついつい同じ操作を何度も繰り返していませんか?決まった時間にバックアップを取りたい、特定のファイルを自動で整理したい、そんな願望を叶えるのが、LinuxやmacOSに標準搭載されている「crontab」です。今回は、初心者の方でも簡単に理解できるよう、crontab 設定 方法をわかりやすく解説します。
crontabとは?
crontabは、Cron Tableの略で、LinuxやmacOSで定期的なタスクを実行するためのスケジュール設定ファイルです。例えば、「毎日午前2時に特定のスクリプトを実行する」といった設定が可能です。
crontabの設定方法:3つのステップ
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crontabの編集画面を開く
まず、ターミナルを開きます。次に、
crontab -eコマンドを実行します。このコマンドは、crontabの設定ファイルを編集するためのエディタを開きます。初めて使用する場合は、どのエディタを使用するか尋ねられることがあります。使い慣れたエディタを選択しましょう。 -
実行したいコマンドを記述する
crontabファイル内には、実行したいコマンドを記述します。コマンドは、以下の形式で記述します。
分 時 日 月 曜日 コマンド- 分: 0-59の数字で、実行する「分」を指定します。
- 時: 0-23の数字で、実行する「時」を指定します。
- 日: 1-31の数字で、実行する「日」を指定します。
- 月: 1-12の数字で、実行する「月」を指定します。
- 曜日: 0-6の数字で、実行する「曜日」を指定します(0は日曜日、1は月曜日、…)。
- コマンド: 実行したいコマンド(スクリプトへのパスなど)を記述します。
例えば、「毎日午前3時に/home/user/backup.shを実行する」場合は、以下のように記述します。
0 3 * * * /home/user/backup.sh全ての項目に「*」を指定すると、毎分実行されます。
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crontabファイルを保存して終了する
編集が終わったら、エディタを保存して閉じます。crontabファイルは自動的に適用されます。設定が正しく行われたかどうかは、
crontab -lコマンドで確認できます。
注意点・コツ
- コマンドのパス: スクリプトや実行ファイルのパスは、絶対パス(例:
/home/user/script.sh)で指定することをおすすめします。相対パスを使う場合は、crontabが実行される場所を考慮する必要があります。 - 環境変数: crontabは、通常、シンプルな環境で実行されます。必要な環境変数(PATHなど)は、crontabファイル内で明示的に設定するか、スクリプト内で設定するようにしましょう。
- エラーログ: 設定したタスクが正常に実行されない場合は、エラーログを確認しましょう。ログファイルの場所は、システムの設定によって異なります。
- テスト: 設定後、テストを実行して、意図した通りに動作するか確認することをおすすめします。
まとめ
この記事では、crontab 設定 方法について、初心者向けに解説しました。crontabを使いこなせば、日々の作業を大幅に効率化できます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、色々な設定を試して、ぜひ使いこなしてみてください。