「4-20mA 測定 方法 テスター」というキーワードで検索してこの記事にたどり着いたあなた。産業現場や、少し専門的な分野で「4-20mA」という信号を使った機器に触れる機会が増えてきたかもしれませんね。「4-20mAって何?」「どうやって測定するの?」と疑問に思っていませんか? この記事では、そんなあなたの疑問を解決するために、テスターを使って4-20mA信号を測定する方法をわかりやすく解説します。
4-20mA信号とは?
まず、4-20mA信号について簡単に説明します。これは、工業用のセンサーやトランスミッターなどから出力されるアナログ信号の一種です。測定したい値(温度、圧力など)に応じて、4mAから20mAの電流で情報を伝達します。4mAは測定範囲の最小値、20mAは最大値に対応することが一般的です。
テスターを使った測定方法
それでは、実際にテスターを使って4-20mA信号を測定する方法を3つご紹介します。
1. 電流測定モードで測定する
最も基本的な方法です。テスターを電流測定モードに設定し、4-20mA信号が流れる回路に直列に接続します。テスターの表示値が4mAから20mAの範囲内にあるかを確認します。
- 手順:
- テスターの電源をオフにする。
- テスターの測定レンジを、測定したい電流値よりも高い範囲(例:20mAまたは200mA)に設定する。
- 4-20mA信号の配線を切断し、テスターの赤色プローブと黒色プローブをそれぞれ配線の両端に接続する。
- テスターの電源をオンにし、表示を確認する。
2. 電圧降下を利用して測定する
4-20mA信号が流れる回路に、抵抗(通常は250Ω)を直列に接続し、その両端の電圧を測定する方法です。オームの法則(V = I × R)を利用して、電圧から電流値を計算できます。
- 手順:
- 回路に250Ωの抵抗を直列に接続する。
- テスターを電圧測定モードに設定する。
- 250Ωの抵抗の両端に、テスターのプローブを接続する。
- テスターに表示された電圧を読み取り、電流値を計算する(例:電圧が1Vなら、I = 1V / 250Ω = 4mA)。
3. ループ電源付きテスターを使用する
より高度なテスターの中には、4-20mA信号を発生させる機能(ループ電源)と測定機能を兼ね備えたものがあります。これを使えば、信号の発生と測定を同時に行うことができます。
注意点・コツ
- 安全に注意: テスターを使用する際は、感電に注意し、安全な手順で行ってください。
- テスターの適切なレンジ設定: 測定したい電流値よりも高いレンジに設定しないと、テスターが故障する可能性があります。
- 回路図の確認: 測定前に、対象の回路図を確認し、どこにテスターを接続すれば良いかを確認しましょう。
- 配線の確認: 接続が間違っていると、正確な測定ができません。確実に配線されているか確認してください。
まとめ
この記事では、4-20mA信号をテスターを使って測定する方法を3つ解説しました。それぞれの方法には、メリットと注意点があります。状況に応じて適切な方法を選択し、安全に測定を行いましょう。これらの知識が、あなたの業務の一助になれば幸いです。もし、さらに詳しい情報が必要な場合は、お気軽にご質問ください。